弊社、北日本コンピューターサービス株式会社はアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下AWSジャパン)と日本国内における自治体向け標準仕様準拠の基幹系(生活保護)パッケージシステム環境基盤構築、ならびにクラウドサービスを利用したデジタルビジネス推進に関する連携強化を発表します。
この連携強化を通じてアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)から提供される様々な支援プログラムやサービスを活用し、標準仕様準拠とクラウドに最適化されたシステムを開発し、2024年より順次リリースを開始します。また同時にガバメントクラウドへの移行を積極的に推進し、稼働後の高い安全性・安定性・可用性サービスの提供を目指します。さらには、自治体DXソリューションの展開にて自治体へ新たな価値の提供と様々な住民サービスに寄与できるよう支援して参ります。
本連携の行動目標
1.標準化対象業務のシステムをAWSで稼働するパッケージシステムとして開発し、自治体向けに提供します。
2.50名以上のクラウドエンジニアを育成し、AWSを活用したシステムの開発体制を強化します
3.ガバメントクラウドへの移行に関連するクラウド・センター・オブ・エクセレンス※1を設立することでクラウドを活用したサービス体制の強化を図ります。
※1クラウド・センター・オブ・エクセレンスとは各組織で得たクラウドの知見を社内展開できるプロジェクト体制を確立し、ビジネスを推進します。
北日本コンピューターサービス株式会社のコメント
北日本コンピューターサービス株式会社 代表取締役 江畑 佳明
当社は自治体システムの標準化対応に関し、新たな技術に取組み、全国自治体のお客様へ最高品質のパッケージシステムをお届けできるよう開発を進めております。また、標準化対応以外でも新たなデジタルビジネスの環境基盤として、AWSとの戦略的提携を締結することで両社の強みを発揮し市場へ新たな価値を提供できると考えております。
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社のコメント
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員 パートナーアライアンス 大場 章弘
北日本コンピューターサービスとAWSジャパンは、標準化対応に向けて自治体のお客様が最先端のテクノロジーをより安心にご活用いただけるように連携を強化いたします。両社の連携強化により、クラウド人材の育成を加速し、国が進めるガバメントクラウドの本格始動に向けて体制の拡充を図ることで地方自治体および住民のみなさまに利便性の高いサービスをお届けします。
最新のクラウド技術を活用したサービスを提供することにより、地方自治体のお客様が最先端、最新のテクノロジーで構築されたシステムを最大限活用して、イノベーションを起こせるよう取り組んで参ります。
今後も両社は継続的に連携をしながら、住民サービスの向上と地方自治体の発展に貢献してまいります。