豊田市様 WAISE導入事例

豊田市 生活福祉課様  2024/8/13 

WAISEを見ればケースワーク業務で
必要な情報を
調べられるようにできればと考えています。

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豊田市 生活福祉課様

 

 

■背景や課題

WAISEの導入背景について教えてください。

膨大な情報の中から必要な情報を探すのに時間がかかることが課題となっていました。
特に、新人ケースワーカーは情報の検索に不慣れなため冊子のどのページを読めばいいか分からず、調査や確認に多くの時間を要していました。
また、ケースによっては、実施要領や問答集だけでは判断が非常に難しい場合もありました。
このような状況を受け、豊田市では独自のマニュアルや対応フローを作成し、運用ルールを適宜整備してきました。
その上で運用ルールが将来に渡り定着できるような仕組みを構築したいと考えていました。

■導入に至った決め手

WAISEを導入することになった決め手を教えてください。

上記のように、豊田市の課題解決に寄与できると考えたためです。
実施要領や問答集などの情報を簡単に検索できるだけでなく豊田市独自の運用ルールや県を通じて照会した結果(QAなど)を
登録できるようにすることで、人事異動などによる人員の入れ替わりがあっても運用ルールが風化しない仕組みを構築できると考えました。
さらに、本市ではLGWAN接続系パソコンが無線LAN化されているため各自がノートパソコンを持ってケース検討会議に臨むことができます。
その場で簡単に調べることができるので、会議時間の短縮にもつながっています。

■導入効果

導入後の効果を教えてください。

WAISEを活用することで、調査にかかる時間が大幅に短縮されました。
これまで5分ほどかかっていた調べ物が、1分もかからずに解決できた場面もありました。
日々多くの調べ物を行っているためこの時間短縮の積み重ねが大きな業務効率化につながると思います。
また、先日、受給者の方から「通学用の自転車が壊れてしまった場合の修理費用はどうなるのか?」
という問い合わせがあった際に、WAISEで「自転車 修理」と検索したところ欲しい情報がすぐに見つかり
すぐに回答することができました。
この迅速な対応が、住民サービスの向上にもつながっていると実感しています。

■今後の展望

今後期待する効果を教えてください。

現在はWAISEに情報を蓄積し、豊田市の運用ルールをはじめ、QA登録を行っている最中です。
目標は「WAISEを見ればケースワーク業務で必要な情報がわかる」ようになることです。
また、日々の業務の中で、他団体の運用事例を参考にしています。
将来的にWAISEを使う事務所が増えて、多くの事例がWAISEを通して共有することができるようになれば
ケースワーカーが判断に迷うケースが少なくなりかつ福祉事務所間で判断基準を揃えることもできます。
これからWAISEを導入する事務所が増えていくことを期待しています。

 

 

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